「唾フェチ」という言葉の使い方が、少し混乱しているようなので、このページで簡単に説明しておきます。AVの話が多くなりますが、リアルにも置き換え可能だと思います。
実は唾フェチという言葉は、大きくわけて2つの意味で使われているので、そのあたりを中心に解説。
ある程度自分の性癖を把握しておくと、ハズレAVを引いてしまう確率が下がると思いますので、ご一読いただければと。
2種類の唾フェチ
なんとなく使われている唾フェチという言葉。
しかし、俗に言う唾フェチという性癖には、大雑把にわけて2種類のタイプが存在します。次の2つです。
A:唾の臭い(匂い)フェチ
B:唾液それ自体に興奮する人
Aの唾の臭いフェチの人たちは、唾独特のツーンとするようなニオイが好きな人たち。あくまでもニオイにポイントがあるわけです。
なので、正確には唾の”臭い”フェチなわけですが”臭い”が略されているんですよね。
この性癖の人たちが好むプレイは、当然鼻舐めや顔舐め。
特に動画で見る場合、ニオイというのは映像では伝わりづらいものなので、ダイレクトにイメージが伝わりやすいプレイの方が好まれます。
逆に、その手のプレイが無い場合はがっかりしてしまうでしょう。
一方、Bは異性(もしくは同性)の唾液それ自体に性的興奮をおぼえるタイプ。
それ自体に興奮するので、必ずしもニオイ要素はいりません。
このタイプは、とにかく性的対象となる相手の唾を、いっぱい見たい、じっくり見たいわけです。なんなら味わいたい、浴びたいという人も多いでしょう。
女優がひたすらグラスやビーカーなどに唾液を溜めていく「唾観察」や、女→男への唾飲ませ「飲唾」が好みのプレイになります。「唾吐き」もB寄りかな?
AとBの2つの性癖が、唾フェチという1つのワードに同梱されているため、ややこしくなるのだと思います。
さらに面倒なのは、この2タイプが複合している重症患者もいるということw
よだれもの管理人もそのタイプ。管理人の場合、Aが3割、Bが7割くらいでしょうか。
本当はAタイプを「唾の臭いフェチ」と略さずに呼べば、もっと分かりやすくなるはず。
しかし慣習的にABどちらも唾フェチと呼ばれ、長いこと経っているので、このままズルズルいきそうな気がします。
唾フェチという言葉を超簡単に解説してみました。
性癖というのは、同じ人間のなかでも増えたり減ったり移り変わったりするので、図式化が難しいとも思います。他のフェチと融合しているケースも多々ありますね。
ただ、上で書いたようなことを頭に入れておけば、「ちょっと思ってたのと違った」というAV購入時におけるあるあるミスも、少しは減らせるのではないでしょうか。
あと、ここで書いたことは作り手側にも意識してほしいです。
AとBのどちらをターゲットにしているのか、もしくは両方が満足いく作品なのか。サンプル動画像や宣伝文などで購入前に予想がつけば、ユーザーの期待外れを防ぐことにもつながるでしょう。