今回は舌ベロマスターのレーベル紹介をお届け。
唾フェチ特化レーベルのなかでは最大手と言っていい存在でしょう。
最初期のことなど、忘れていることも多いのですが、思い出しながら書いてみました。
古参の唾フェチにとっては懐かしく、最近このレーベルを知った人には新鮮な話かと思います。
舌ベロマスターの歴史
まずは舌ベロマスターの歴史を簡単にさらっておきましょう。
ここが活動を始めたのは2014年頃から。
当初は素人女性相手の個撮という体(てい)をとっており、出演者も有名女優ではなく「のりこ39歳」とか「しほ32歳」とか、そんな感じでした。
これが本当なのか、実は設定だったのか、今となってはもうわかりません。というのも、この頃出していた作品は、もう削除されてしまっているからです。
一応メーカー側は「某掲示板で知り合ったモデル」と書いていましたが、素人だけでなくプロ女優もまざっていたのだと思います。
2週間限定で販売された作品などは、ガチの素人が出ていたのでしょう。
プレイの方は舌観察や顔舐め・鼻舐め、アクリル板を使ったプレイなど、今でもやってることを当時もやってました。ただ、顔舐めは男優だけでなくマネキンを舐めているときもあったと記憶。
自動車内で撮影してる回があったりと、現在とは異なる部分も多々あり、まだ混沌とした状況でした。
今でも購入できる最古のものは、2015年に発売された柏木胡桃(永井マリア)の作品。
このあたりも当初は「くるみ18歳」となっていましたが、メーカー側がのちにタイトルを書き換え、これ以降、ちゃんと女優名を出すようになりました。
この時期リリースの作品は、女優さんに擬似フェラをさせたりと、まだ混沌時代の名残りが見てとれます。
当初はメーカー側も、舌の長いAV女優を中心にオファーしていたようで、桜木えみ香(佐伯由美香)など長舌AV女優の出演が多かった印象。
AV女優路線が定着してからも試行錯誤は続けており、ウェイトレスやOLなど、キャラを乗せてきた回もあり。当時はホテル撮影だけでなく、ハウススタジオも時々使っていました。
教室のセットで撮った回など、最近の舌ベロマスターしか知らない人にとっては、逆に新鮮なんじゃないでしょうか?
プロのAV女優でも引退後に削除依頼するケースは当然あるわけで、その場合は舌ベロマスターも対応しているようです。初期作だと、青柳亜紀が削除されていますね。
まぁ、少しでも気になる女優さんがいたら、あとで後悔するより買っておいた方がいいでしょう。
そして、2016年5月には初めて2女優を同時起用。
初回は星川麻紀&長谷川夏樹コンビ。
これ以降も何度かダブル責め作品をリリースしており、当サイトも過去記事でレビューしています。
基本的には日本のAV女優を起用してきた舌ベロマスターですが、例外もあります。
舌ベロマスター史上、屈指の問題作も紹介しときましょう。
なんとロシア人女性が登場した回があります。
縁あって出演となったようですが、リリース当時「急にどうした!」と驚きましたw
あと言及しておきたいのは、昔はXCREAMで見放題チャンネルをやってたこと。
あるとき突然終了してしまいメチャクチャショックでした。
結構これで見てたんですよね…
公式サイトとXCREAMでは、2016年半ばから4K画質も導入しています(それまではSDとFHDのみ)。
最近はSM女王様の出演が増えたり、新たなジャンルを始めたりと、現在進行形で変化をつづけている最中ですね。
舌ベロマスターのプレイ構成と定番シリーズ
このレーベルはプレイ内容がだいたい固定化しているので、3回出演している花音うららを題材に、ざっくり見ておきましょう。
まずは通常の『エロ長い舌シリーズ』から。
新規のAV女優さんが出る場合、ほぼこのシリーズから撮ります。定番中の定番。
- 花音うららのエロ長い舌と口内をじっくり観察
- 花音うららのエロ長い舌でたっぷり顔舐め鼻舐め&手コキプレイ
- 花音うららのエロ長い舌・唾・口の臭い堪能コース1
- 花音うららのエロ長い舌・唾・口の臭い堪能コース2
- 花音うららのエロ長い舌でリクエスト顔舐め
- 花音うららのエロ長い舌・ベロチュー&全身リップで手コキ射精
- 花音うららとあなただけの完全主観ベチョヌル鼻舐め&口臭嗅がせ
例外もありますが、6~7作撮るのが一般的。
で、シリーズを全作まとめ買いすると特典動画がつき、40%オフに。
もう10年近くやっているメーカーなので、時期によって多少やるプレイは変わりますが、この記事を書いている時点ではこういう構成です。
舌観察・唾観察・アクリル板舐め・顔舐め・鼻舐め・ベロチューなど、唾フェチ舌フェチが好きそうなプレイを取り揃えた感じ。
同じ女優さんが2度目に出るときは『変態くんたちの願望叶えてあげる!』というシリーズに出ます。
内容的にはエロ長い舌シリーズとあまり違いませんが、1本あたりの尺が長くなり、そのぶん価格も少し高くなります。
3度目は『エロ長い舌シリーズ特別編』。
この特別編では全2作のうち、唾吐き特化の作品を1作撮ってくれます。
黒背景・黒衣装で唾が見やすいように工夫されてるのが有難いところ。
舌ベロマスターの唾吐き特化作品については、過去記事でレビューも書いているので、そちらも合わせて参考にしてください。
AV女優が出演する場合は、大抵この3シリーズで回していますね。
SM女王様が出る場合は、このパターンにならないケースもあるのでご了承ください。
運営元「サラケダセ株式会社」と関連レーベル
舌ベロマスターの運営元であるサラケダセ株式会社についても軽く触れておきましょう。
公式HPによると自社で動画をつくるだけでなく、外部からの制作依頼にも対応しているようです。
唾液ジャンルに限らず、フェチ系のレーベルは個撮の延長線上でやってるところが多い気がしますが、ここは組織化されてるな~という印象。
現在は東京八王子に拠点を構えるサラケダセ株式会社ですが、初期のころは熊本県熊本市で活動していました。
いつの間にか東京進出していた気がしますが、かなり思い切った決断だったと思います。
サラケダセ株式会社は、舌ベロマスター以外にも多くのフェチ系レーベルを運営しているので、舌ベロ以外を羅列しておきましょう。
- 足フェチ&くすぐりマスター
- 口内・噛みつき・歯・巨大娘フェチマスター
- スカトロフェチマスター
- クラッシュフェチマスター
- ペダルフェチマスター
これ以外にも既存作品をごった煮的に詰め込んだ、フェチマスターというブランドもあります。
舌ベロマスターの良いところ悪いところ
舌ベロマスターの良いところと悪いところを、唾フェチ・舌フェチの立場からポイントを搾って書いてみます。
まずは良いところから。
舌ベロマスターには、他の唾フェチ特化レーベルには出ていない女優がたくさん出ています。
吉川あいみ・永瀬ゆい・茜はるか・星奈あい・久留木玲など、挙げたらキリがないくらい多くの女優さんが、このレーベルにしか出ていません。
しかも吉川あいみや永瀬ゆいのように、すでに引退している場合は、なおさら希少価値が高いわけです。
何故ここのレーベルだけ色んな女優さんを使えるのかわかりませんが(資金力?営業力?)、ユーザーからすれば有難い話です。
毎週なにかしらリリースされる、男優が安定しているなども良いところでしょう。
次に悪いところ。
特に最近顕著なのですが、金蹴りや汗フェチ、聖水など唾ベロ動画以外も舌ベロマスター名義で出している、ということ。
販売サイトでチェックするとき、舌唾AVとそれ以外がゴチャゴチャになっており、上記ジャンルに興味がない人にとっては、非常に見辛い状況です。
舌ベロマスター名義でリリースした方が、人目に触れる機会が多いので、わざとそうしてるんでしょうけど。
プレイ面で不満なところは、ひたすら唾を飲ませてM男を痰壺化するような作品がないというところ。固定の男優が毎週のように撮影しているので、体調面を考えると仕方がないのかもしれませんが。
あと、せっかく聖水プレイを撮るなら「おしっこ+唾液」のようなミックス液を作って欲しいですよね。それなら舌ベロ名義で出す意味もあるわけで。
おっぱいや腋や足など、ボディパーツに唾液を絡めるシーンがあまりないのも不満でしたが、このあたりは新ジャンルの立ち上げで改善のきざしが見えます。
舌ベロマスターはどこで購入できるの?
現在、舌ベロマスターの全作品が買えるのはXCREAMとGcolle、および2つの公式サイトとなっています。
画質を重視するならXCREAMか公式サイトが良いでしょう。
以前はFC2にも参加していたのですが、いつの間にか撤退。今は一部のジャンル(臭いフェチ・汗フェチ)だけを、お試し的に配信しているのみです。
あと舌ベロって実は海外展開もしていて、日本以外のコンテンツマーケットにも参加しています。
とりあえず「Clips4Sale」というサイトへのリンクを貼っときますが、他にもまだ参加しているかもしれません。さすがに英語圏では舌ベロマスターとは名のらず、下記の名称で活動しているようです。
Japanese Asian Tongue Fetish
ちなみに日本のユーザーが、わざわざこのサイトを使う理由は今のところ皆無。
まとめ&補足情報
あまり記事が長くなってもアレなので、最後に補足情報を書き、このへんで終わりましょう。
舌ベロマスターには公式HPがあり、そちらに会員登録するとメルマガが届くようになります。
そのメールには新作の宣伝のほか、プレゼント企画への参加URLが明記されており、そちらから企画に応募することができます。
もちろん条件があるんですけど、女優が使った舌ブラシは魅力的。
このほかメールでは人材募集も行われています。たいていは撮影現場スタッフの募集ですが、過去には男優や監督、在宅スタッフ(映像処理)の募集が行われたことも。
このへんはタイミングもあると思うので、気になる人はメルマガを登録して、気長に待ってみてください。
新しいジャンルを立ち上げてメーカー側が方向性に悩んでるときなどは、メールでアンケートが実施されたりもしますので。